2017年5月13日土曜日

真面目な話


今回は先日起こったことについて。
間違いが無いように農水省の発表をそのまま転載します。
以下転載です。


未承認の遺伝子組換えペチュニアの取扱いについて

  • 平成29年5月10日
農林水産省
環境省



農林水産省は、タキイ種苗株式会社(京都府京都市。法人番号:5130001017950)が販売していたペチュニア4品種について、未承認の遺伝子組換え体であることを確認しました。これを受け、農林水産省及び環境省は、同社に対して、既に販売した該当品種の種子を回収するよう指導します。
なお、当該遺伝子組換えペチュニア品種が、他の野生植物に影響を与える可能性は低いと考えられます。

1. 経緯

平成29年4月27日に、フィンランド食品安全局から、オレンジ色のペチュニア9品種(African Sunset, Pegasus Orange Morn, Pegasus Orange, Pegasus Table Orange, Go!tunia Orange, Potunia plus Papaya, Bonnie Orange, Sanguna Patio Salmon, Sanguna Salmon)について遺伝子組換え体であることが判明した、との公表がありました。
このうち1品種(African Sunset)について、タキイ種苗株式会社(京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地)から、F1オレンジクイーンという商品名で同社が国内で販売しているとの報告があったことから、5月8日から9日にかけて、農林水産省は、同社に対し、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成15年法律第97号。以下「カルタヘナ法」という。)第31条に基づく立入検査を実施しました。
その結果、F1オレンジクイーンに加え、同社が販売しているF1ディーバマンゴー、F1ディーバレッド、F1ディーバディープパープルの、計4品種について、カルタヘナ法第4条に基づく承認を受けていない遺伝子組換え体であることを確認しました。
なお、同社は、これらの品種の育成過程で遺伝子組換え技術を用いていないため、育成に用いた市販品種(同社関連会社が海外で入手したもの)が遺伝子組換え体であった可能性が高いと考えられます。
フィンランド食品安全局が公表した他の8品種の国内での生産・販売実績については、現在調査中です。

2. 当該品種の生物多様性への影響について

ペチュニアは南米原産の外来種です。日本における交雑可能な近縁野生種の存在は知られていません。
また、園芸作物として改良が重ねられ、人が作り出した環境に適応した作物であるため、雑草化して他の野生植物に影響を与える可能性は低いと考えられます。

3. 当該品種の国内における販売状況

タキイ種苗株式会社による、当該4品種の国内での平成28年5月~平成29年4月における販売量は、種子換算で約60万粒(約60グラム)です。
主な販売先は、種苗会社、ホームセンター等であり、個人向けの通信販売もされていました。
なお、タキイ種苗株式会社からの報告によれば、国内のペチュニア市場(約16億円)に占める同社のシェアは約11%、同社が出荷するペチュニアに占める当該4品種の割合は売り上げベースで約0.9%です。

4. 農林水産省と環境省の対応

  • 農林水産省と環境省は、タキイ種苗株式会社に対し、販売した当該4品種の種子及び苗の回収と廃棄を指導します。また、カルタヘナ法第30条に基づき、原因究明、回収状況、再発防止策等に関して報告を命じます。
  • 農林水産省は、種苗業者や生産農家等に対し、タキイ種苗株式会社による回収に協力するとともに、当該ペチュニア品種の栽培、出荷及び採種・交配を行わないよう、また、既に播種又は移植を終えた苗については適切に廃棄するよう指導します。
  • 農林水産省と環境省は、ペチュニアを栽培している可能性がある公共施設(公園、道路、学校等)の管理者に対し、当該ペチュニア品種の栽培、採種・交配その他の使用を行わないよう周知します。 

5. 当該品種の種苗を所有する方へ

当該品種の種苗を所有する方は、今後、新たな栽培及び採種・交配を行わずに、タキイ種苗株式会社による回収にご協力いただきますようお願いします。 

ご家庭でペチュニアを栽培されている方へ

Q1 未承認の遺伝子組換えペチュニアが販売されていると聞きました。どのようなものなのでしょうか。

A 今回、未承認の遺伝子組換えであることがわかったペチュニアは、花(花弁)がオレンジ色の特徴を持つ海外の市販品種をもとに、タキイ種苗が交配や選抜などを行い、さらに改良を行ったものです。
この海外の市販品種に、花弁をオレンジ色にすることを目的としたトウモロコシ由来の遺伝子が導入されていた可能性があります(ただし、タキイ種苗の今回の4品種は、オレンジ色のほか、赤色や紫色に見えるものもあります)。
生育やその他の特性は遺伝子組換えでない一般のペチュニアの品種と変わりがないと考えられます。 

Q2 これらの品種は、どのような名称でいつから販売されていたのでしょうか。

A 「F1オレンジクイーン」は2013年から、「F1ディーバレッド」は2015年から、「F1ディーバディープパープル」及び「F1ディーバマンゴー」は2016年から販売されています。

Q3 持っている種子や栽培しているペチュニアは処分しなければならないのでしょうか。

A 当該ペチュニアの種子や苗を購入した方で、まだ、お庭やプランターに植えていない方は、栽培をしないでください。
また、すでにお庭やプランターに植えてしまった方は、当該品種と別の品種との交配や、新たに種子をとることはしないでください。抜き取った場合は、生ゴミとして処分してください。 

Q4 未承認の遺伝子組換えペチュニアの種子を買ってしまいましたが、補償はしてもらえるのでしょうか。

A タキイ種苗のプレスリリースをご確認ください。


ここまで転載です。


農水省の発表記事のアドレス↓

タキイ種苗のプレスリリース記事↓

http://www.takii.co.jp/info/news_170509.html


今回、以前タキイ種苗主催の研修会に参加した時に
上記で問題のオレンジクイーンの種を頂き、
今年、蒔いて出荷していました。

仕様は4寸の黒いポットで、
タキイさんの専用ラベルは付けていません。

サンプルなので、
100株にも満たない数量です。

種苗屋さんに相談したところ、
手元にもうないのであれば何もすることはないとのこと。

ただ、一応お送りした市場さんへは
現状全部では有りませんが、
連絡させて頂きました。

自分として出来ることは
こうしてブログなりで少しでも
情報を流すことしかないかなと思ってます。

当方の苗を買って戴いた方は
タキイ種苗の方へ連絡していただき、
回収にご協力頂けたらと思います。

また種を買ってお持ちの方も同様にお願いいたします、
また、ここが問題かもしれませんが、
交配に使用した場合は廃棄ということになると思います。


Yahoo記事なんかで取り上げられたり
テレビなどで取り上げられれば広まりも早いのでしょうが、
どうも期待出来そうにありません。

引き続き
個人として出来ることはしていこうと思っています。








2017年5月7日日曜日

さあ、こっから


ゴールデンウィークが終わりましたね。

GDPの7割位がサービス業で占められてるってことは
かなりの人が休みなく働いているって事なんでしょう。

私はバリバリの一次産業ですが、
休みは全く無しです。
(当たり前か)

今日はピンチ作業でした。
大した数ではないんですが、
なかなか進まない作業です。
ボチボチやってます。

出荷スタートするものを紹介しましょう。

ダイアンサス ノベルナです、
少し古い品種のようで、
来季はまた違う新しい似たものを
作って見ようかと思ってます。


マトリカリアです。
作り初めて4年目だったかな?

まあまあの出来かな。

母の日ウィークですが、
出荷していきたいと思います。

ここから出荷数量が増えてくるので
ロスのないよう出荷していきたいと思います。