2016年12月24日土曜日

今年最後です。



今年最後の出荷です。

今日はクリスマスイブですね。

いつも通りの一日でしたが、
今日で今年最後の出荷が終わりました。

相も変わらずのビオラベースでの出荷です。


さて、ブログも今年最後になると思います。
仕事は30日の午前中まで頑張りますけど。

まあ、何とか4年目が終わりそうです。
今年の結果はまだ出せてないのでなんとも。

設定した売上にどこまで近づけたかわかりませんが、
まだまだ生活するには足りてない状況なので、
来期もバシバシやって行かんとですねー。

5年目に向けて頑張るぞー!


それでは良いお年をー!

メリークリスマース!



2016年12月17日土曜日

GrimsParty


12月も後半へ。

すっかり寒くなってしまい、花上がりも悪くなってきました。

春物の作業も真っ最中!
休む暇無しっす!

さて、今日も「遊」からの紹介。
GrimsPartyと名付けてみましたが、
パーティーだけあって色々出てきます。










まあ、そもそもある程度、幅をもって採種してるので
当たり前といえば、当たり前なんですが。

ちょっぴり厳ついというか、綺麗ではないというか、
派手ではないというか、地味というか、、、。

ここからの行き先を考えないといけないんですが、
ただ今考え中です。


さあ、どうしましょ。



2016年12月11日日曜日

覆輪いろいろ


更新一日遅れちゃいました。

3月のライオン観てたら寝ちゃってた(笑)

風邪はようやく良くなってきました!
少しせきと、鼻水が出るくらいです。

もう12月も中旬です。
大河ドラマも来週で最終回です。
あっという間に時が過ぎていきます。
日々しっかりと進めていかないとですね。


今日は覆輪の花の紹介。
ダダーっといきますね。


花は大きめで、パンジーサイズです。
他にも黄色い覆輪のものも出てきます。
うちの覆輪の元にしている系統で、
色んなカラーが出るようにしてるものです。










まあ、色々出てます。
進む方向がまだぼやっとしてることもあり
ざっくりとした出来です。

もう少し固めることも必要なんでしょうが、
開花の早さ、成長速度を上げることが必要ですね。

他にも幾つか覆輪系の流れはありますが、
色々試したいこともあるので
少しづつ進めていけたらと思っています。




2016年12月3日土曜日

宿根ビオラってあったよね~。

今週、かぜをひいてしまい
薬漬けでフラフラしながらの毎日でした。

まだあまり良くなっていません。
少し休めればいいんですが。

よくよく考えてみると、半日休んだ日はあれど
一日丸ごとは昨年の大晦日のみです。

我ながらよくやってるものだと感心してます。

さて、そんな中宿根ビオラのコルビネが咲いてました。

懐かしいです。

と言うわけで今回は宿根ビオラを遡ってみようと思います。

宿根といっても冬かれて春芽吹く宿根草ではなく、実際は多年草です。
ビオラは基本的に多年草ですが、
日本の夏を越えることが出来ないので一年草扱いです。

宿根ビオラのふるさとのイギリスでは夏を越えるようなので、
このような絞り柄のビオラを栄養繁殖(挿し芽)での
維持がされてきたようです。

ですから、正式には栄養系ビオラということになります。
(ブームが下火になりかけのときに栄養系ビオラとして売られてました。)

私がビオラに嵌まったきっかけは、
この宿根ビオラです。


出回り始めたのは2000年辺りだと思います。
もう16年前なんだー。

古い画像をみると2002年とかでした。

当時、宮城県の生産者さんが作られていて
結構種類も多かったです。
その後、神戸ビオラとして出回りました。
今は神戸ビオラといえば、バニーとかになりますが
当初は宿根ビオラが始まりでした。
「イギリス生まれの神戸育ち」がキャッチフレーズでしたね。
おかけで、その後のバニーも宿根と間違われたり(笑)

現在は北海道の生産者さんが通販で売られてるのをみるくらいです。

それでは昔々の画像です。
ビクトリアズブラッシュ

エレーネクィーン

エリザベス

レベッカ

モリーサンダーソン

エタイン

ロスキャッスルブラック

コルビネ

アイリッシュモリー

この辺りは、先程の北海道の生産者さんで売られてました。

マイフォーニー

ジャネット

レティティア

ルシファー

ブリオン

ミルクメイド

ロージー

ボートンブルー

カスケード

マーチン

リサロッテ

イエローキング

ゾエ

ディーナ

結構多いな。
それぞれ説明したいけど省略(笑)

宿根ビオラの多くは栄養繁殖で残されてきたため
種をとって蒔いても同じものは咲きにくいです。
(種が出来にくいものが多い気がします。)

コルビネは当初、種も出回った事があるようですが
ほとんど絞りは出なかったようです。

さて、そんな宿根ビオラですが、
秋咲き性も余りないため現在ではほとんど流通しなくなりました。
春、きれいなんですけどねー。

ちなみに、「遊」のなかにはコルビネを親に使った後代があります。
この花がそうですが、雰囲気残ってますよね。

話がそれました(笑)
そんな宿根ビオラをなんとか少しでも見てほしくて小量ですが
生産をしていこうと思っています。

今季はテストで、チョロっと出す予定です。

来季、すべて上手く行けば(笑)
コルビネ、レベッカ、エタイン、エリザベス、ビクトリアズブラッシュ、
ロスキャッスルブラック、モリーサンダーソン、
そしてアイリッシュモリーをそれぞれチョロっと生産したいと思います。

どちらにしてもチョロっとです。
(笑)




さあ、早くかぜ直すどー!
あーしんどー。






2016年11月26日土曜日

ブラッシュストローク


寒くなりましたね~。

昨年よりも寒い。

さて、今日は初めて蒔いて気付いたもの。

ブラッシュストロークです。





ビオラ好きの方ならよくご存じのビオラで、
絞りがでる品種です。

絞りが出る確率はまあまあかな。
売られる場合は絞りが無いものは弾かれてるので、
それ以外を見ることはあまりないかも知れません。

今年初めて蒔いて気付いた事なんですが、
この品種、恐らくヒストリックフローリストパンジー、
或いはバンビーニからの選抜ではないかと。

メーカーさんも同じだったと思いますし、
株の出来かたや、雰囲気も同じような感じです。

こちらはヒストリックフローリストパンジー。

印象としてはこのヒストリックフローリストパンジーに
似ていると言うより、この元のバンビーニからの選抜ではないかと思います。

このヒストリックフローリストパンジーはバンビーニのハイブリッド、
つまり雑種強性がされたものだと思ってます。

発芽率はバンビーニより遥かにいいんですが、
開花は春咲き傾向が強いものが多いです。

バンビーニの中には絞りが出てくるものも見た事があるので、
ブラッシュストローク自体バンビーニからの選抜の可能性はあると思います。
ただ、開花についてはブラッシュストロークはこの類いより早いです。

ここが大きく違うところで、
早く咲いたものから選抜したか、
別のものを掛け合わせた可能性もあります。

感じとしては早期開花選抜かな。


来期は久々にバンビーニも蒔いてみようかな。
って蒔いたら蒔いたで発芽率悪すぎて
後悔するんだろうなぁ。