2017年12月30日土曜日

2017年最後のブログ


今年ももう終わりとか早すぎですよねー。
とは言っても日々が過ぎて行き、
また新たな一年が始まります。

今年の総括って行きたいところですが、
結果を数字的に確認出来てないので感覚的でしかないですが、
数字的には昨対を越えてると思いたい❗(笑)

前の仕事は営業職ってのもありますが、
数字ってのは非常に大事です。
一農家ではありますが、一応経営者ですから
事業の継続性がなければ生活に関わりますし、
理想なんて目指すことは出来ませんし。

さて、話は変わって今年印象に残ったこと。
まず一つ目は衆議院選挙かな。
ヤフーニュースを見てても今の経済状況についての
賛否が両方有ってなかなか判断の難しい選択を迫られました。

両論とも事実、事象に基づき分析して
意見を書いてる内容で間違ってない内容のように思え、
両方ともに説得力のある内容だと、
どっちが正しいのか分からなくなっちゃって。(笑)

また、こういった記事で使われてる指標である
GDPや実質賃金、ジニ係数や可処分所得、
デフレやインフレなど知ってはいたが
どのようなものかというまず事実、事象について
知りたいと思い経済学の本を買っちゃいました。(笑)

まあ、どちらにでもとれる数字なんだと思いますが、
中には曖昧な事象やそれ事実?っていう記事もありまよね。
所謂フェイクニュースってやつ。
アメリカの大統領選挙でも大きく取り上げられてたので
知ってる方も多いと思います。

この情報過多な時代の中で簡単に人を扇動してしまうんで、
騙されないために必要なことを自分なりに考えてみました。

先にも書きましたが、殆どの記事で事実や事象が紹介され、
分析して意見が書かれますが、
最初の事実、事象が本当なのかがポイントです。
ここが、見極められればいいんですが、
調べることが出来ないことも多くあると思います。

曖昧なことを根拠に同情の引きやすい
書き方をされると私自身もよく騙されますが、
やはり騙されないためには最初の根拠の部分が一次情報なのか、
二次情報なのか、事実なのか虚構なのか、
客観性のある事実だと確認が出来ないのならば
基本信じない方が良いと思います。
内容によってはそういう見方がある程度に
思った方が良いんじゃないかと。


とかく決めつけが多い世の中なんで、
どっぷり信じ込むより浅く受け取っておく方が
後々縛られることなく答えに辿り着けるような気がします。
いろんな詐欺も横行してるので気をつけないとですね。

二つ目は身近なところで、
ポットプランツコンテストでのマットブラッキーププの入賞です。
うちで出来たうさぎ形のビオラの
独立商品化第一号なんですが、
いきなりでこういった賞を受賞出来たことは
人生を通じてもなかなか無かったことなんで
とても印象に残りました。
ププというシリーズをうちらしい形で増やしていって、
皆さんに見て楽しんで頂けるものを作って行きたいです。


さて、来年早々から今年の結果を受けて現実を把握、
来期の目標数値をしっかり出して計画して実行に移していく。
毎年毎年やれることをしっかりやって、
仕事的にも商品的にも、
そして人間的にも少しで良いんで成長していけたらいいなぁ。

それから家内安全、宝くじ当選!
ちょっと欲張りすぎですね。(笑)

それでは今年お世話になった皆々様
本当にありがとうございました
来年もよろしくお願いいたします

どうぞ良いお年をお迎えください



2017年12月23日土曜日

ビオラ「遊」2017-⑨


明日はクリスマスイブですね。

明日は少し早目に切り上げてケーキを
買いに行く予定です。

少し前から買い始めたお店なんですが、
美味し~んだー。

クリスマスケーキは初めてなんで
とても楽しみです。

さて、今日も「遊」のご紹介です。












花は4㎝位こ大輪ビオラサイズです。

うちにしては珍しいビビットな色合いで、
黄色ベースにブルーってものが中心です。

幅はありますが、全体としてはまとまって来た感じです。

次は






覆輪ぽい流れで、花は4㎝位かな。

花首が少し長くなる傾向があります。


今回は1つめ、2つめ共に覆輪ベースの交配種です。
下は分かりやすいかと思いますが、
先に紹介したものも同じ覆輪がベースになってます。

うちではまともな覆輪を作ろうとしてるわけではなく、
どちらかと言えば反対方向を狙ってやってるつもりです。

といっても具体的な目標があるわけではないんで、
どうしようかと常に思案しながらすすめてます。




2017年12月16日土曜日

ビオラ「遊」2017-⑧


もう今年もあと2週間って、

早すぎですよねー。全く実感なし!


寒くて出荷のペースも落ちてるわ、
おかげで春の準備にも遅れが出てるわ、
少しカリカリしながらの毎日です。

地道に進めるしかないんですけどねぇ~。

さて、今日も題名通り「遊」の紹介です。


まずはこちら。

花は4、5㎝位の大きさ。
もう少しブルーよりの色合いなんですが、
カメラのクセなのかパープルよりに写ってます。

これも宿根ビオラの血を引いていて、
前に紹介したものとの違いは
花が丸っこいのと、花首が伸びるところです。

次は




花は4㎝位。
これは「こはく」が関わってるものです。

よーく見ると絞りが出てたりします。

ただ株が少し立ち性なのが気になるところです。











花は4㎝位~5㎝位までまだまだ幅があるものです。

元には覆輪のパンジーが関わってるんで、
それらしいものも出てきてます。

もう少し絞って行きたいです。

最後は




花は4㎝位かな。

かなーり前のまだリカちゃんの名前がついてた頃の
虹色すみれのノーブルを交配に使ったものです。

色合いだけは一番下のものがいいんですが、
なんか変なことになってきてます。



ラジオ聞きながら仕事してますが、
山下達郎さんの例の歌が流れると、
この年でもなんかウキウキしちゃいますよね。



2017年12月9日土曜日

ビオラ「遊」2017-⑦


いやー、すっかり寒くなりました。

日がくれるのも早くなって、
今年買った頭につけるライトが活躍してくれてます。

さて、今回も「遊」からのご紹介です。


上が本命なんですが、
下のような色合いも出てきます。
あと、横張りが強い品種です。

出来るだけ株が暴れないものを選んでますが、
まだまだまとまってません。

次は


大輪ビオラサイズで、
宿根ビオラの血をひく花です。

モルフォっぽいものも出てきたりしますが、
基本は下のような感じです。
最近、このように多弁になるものが出始めてます。


最後は「遊」候補かな?
耳がピンっとたって、
ブロッチが何だか垂れ目に見える小輪パンジーです。

まさかププに仲間入りするかも!?




2017年12月3日日曜日

祝!!


もう12月ですねー。

なんかあっという間です。

春物のの準備も遅れてるんで、
急がないといけないんですが、
全然実感ないんですよね~。

さて、今日はおめでたい話。

先月の中旬に行われた、愛知の市場で行われた
ポットプランツコンテストという品評会で、
な、なんと!

マットブラッキーププが入賞致しました!!

8888888888888888888888



まあ、今回はある方のおかげが一番なんで、
もっともっと頑張って
良いものをドンドン提供できるようにしていきたいです。


ということで、
今回はマットブラッキーププの履歴をご紹介。

まずは黒のバニーという発想は私がしたものでなく、
もう10年位前に種苗会社の方と同行で
ある生産者さんの所でその種苗会社の方が言われてたもので、
まあ、その訪問先の方もトライされてた様でしたが
製品化には至らずで、ずっと私の中に眠っていたものでした。

因みにその種苗会社の方も今は生産者で
私の先輩なんですが。

その後、生産者となる前の2011年秋に
夢咲きビオラの黒色のビオラを購入。
画像を探しましたが見つからずでしたが、
面長の黒のビオラだったと思います。

この時点で6割、7割は出来ていたと思いますが、
まだバニー形にはなってなかったと思います。

それから12年春に神戸ビオラのバニーパープルと交配。

翌年の13年春にはウチで出来てた紺色の極小輪と交配。

14年春にはウチのビオラのこはくの元のビオラと
神戸ビオラのバニーオレンジと交配したオレンジ系のバニーと交配。

上記のF2が今のマットブラッキーの基本になってます。

流れとしては、バニーパープルと交配したが、
なかなか思ったバニー形にならず、
また、株が暴れるのを防ぐ意味合いで
紺色の極小輪との交配をして、
最後にオレンジバニーとの交配で
再度バニー形を導入という感じだと思います。

この最後のオレンジバニーが結構味噌になったような気がします。

と言うのも、オレンジは特殊なんで色的な影響が出にくいと考え、
形のみが移行しないかな?という試みでした。

思った以上にまとまりが良いのが長所です。

人生を通じても自分が作ったものが
入賞するなんてのは殆ど記憶にないので
とっても嬉しいです。


さて、また違う話題です。




 
今週は鳥取で行われた研修に参加させて頂きました。

今年の秋の生産について、
他の生産者の方もかなり苦労したとの話が聞かれました。

私も10月中旬からの雨の前から
昨年との違いに悩んでましたが、
やはり難しい年だったとの事。

経験の少ないわたしにとっては
訳のわからない現象に悩まされた秋でした。

恐らくこういった天候になっていく可能性の方が
多くなると思われるので、
いい経験にはなったと思いますが、
対策も考えていきたいと思ってます。

と言っても今のところはノープランです。

それから、





これは宿根ビオラ各種の本日の画像です。

久々にハサミをいれた品種もあったりで、
やはり11月中に株を作るのは難しいなー。

画像は良いものを撮ってるのでよく見えるかも知れませんが、
実際かなり厳しいです。

来シーズン向けて再考します。

最後にもうひとつ。 

フリリオラ復活してるようです!!

行きつけのお店で発見しました。

フリリオラは某大手の品種の元で、
最後に見たのは2006年でした。


これは2005年のフリリオラの画像。

この時にはオレンジ以外の基本色はすべてあったと思います。

元々関東エリアのみで販売されてたものなんで、
恐らくもっと前からあったものなんだと思われます。

懐かしいものが見れると何だか嬉しいもんですね。