もう12月ですねー。
なんかあっという間です。
春物のの準備も遅れてるんで、
急がないといけないんですが、
全然実感ないんですよね~。
さて、今日はおめでたい話。
先月の中旬に行われた、愛知の市場で行われた
ポットプランツコンテストという品評会で、
な、なんと!
マットブラッキーププが入賞致しました!!
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まあ、今回はある方のおかげが一番なんで、
もっともっと頑張って
良いものをドンドン提供できるようにしていきたいです。
ということで、
今回はマットブラッキーププの履歴をご紹介。
まずは黒のバニーという発想は私がしたものでなく、
もう10年位前に種苗会社の方と同行で
ある生産者さんの所でその種苗会社の方が言われてたもので、
まあ、その訪問先の方もトライされてた様でしたが
製品化には至らずで、ずっと私の中に眠っていたものでした。
因みにその種苗会社の方も今は生産者で
私の先輩なんですが。
その後、生産者となる前の2011年秋に
夢咲きビオラの黒色のビオラを購入。
画像を探しましたが見つからずでしたが、
面長の黒のビオラだったと思います。
この時点で6割、7割は出来ていたと思いますが、
まだバニー形にはなってなかったと思います。
それから12年春に神戸ビオラのバニーパープルと交配。
翌年の13年春にはウチで出来てた紺色の極小輪と交配。
14年春にはウチのビオラのこはくの元のビオラと
神戸ビオラのバニーオレンジと交配したオレンジ系のバニーと交配。
上記のF2が今のマットブラッキーの基本になってます。
流れとしては、バニーパープルと交配したが、
なかなか思ったバニー形にならず、
また、株が暴れるのを防ぐ意味合いで
紺色の極小輪との交配をして、
最後にオレンジバニーとの交配で
再度バニー形を導入という感じだと思います。
この最後のオレンジバニーが結構味噌になったような気がします。
と言うのも、オレンジは特殊なんで色的な影響が出にくいと考え、
形のみが移行しないかな?という試みでした。
思った以上にまとまりが良いのが長所です。
人生を通じても自分が作ったものが
入賞するなんてのは殆ど記憶にないので
とっても嬉しいです。
さて、また違う話題です。
今週は鳥取で行われた研修に参加させて頂きました。
今年の秋の生産について、
他の生産者の方もかなり苦労したとの話が聞かれました。
私も10月中旬からの雨の前から
昨年との違いに悩んでましたが、
やはり難しい年だったとの事。
経験の少ないわたしにとっては
訳のわからない現象に悩まされた秋でした。
恐らくこういった天候になっていく可能性の方が
多くなると思われるので、
いい経験にはなったと思いますが、
対策も考えていきたいと思ってます。
と言っても今のところはノープランです。
それから、
これは宿根ビオラ各種の本日の画像です。
久々にハサミをいれた品種もあったりで、
やはり11月中に株を作るのは難しいなー。
画像は良いものを撮ってるのでよく見えるかも知れませんが、
実際かなり厳しいです。
来シーズン向けて再考します。
最後にもうひとつ。
フリリオラ復活してるようです!!
行きつけのお店で発見しました。
フリリオラは某大手の品種の元で、
最後に見たのは2006年でした。
これは2005年のフリリオラの画像。
この時にはオレンジ以外の基本色はすべてあったと思います。
元々関東エリアのみで販売されてたものなんで、
恐らくもっと前からあったものなんだと思われます。
懐かしいものが見れると何だか嬉しいもんですね。
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