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2019年7月2日火曜日

めっちゃひさびさ

ひさびさになってしまいました。

まあ、とにかく毎日バタバタです。

計画自体に少し無理があったのかも
と思われるところもあるのですが、
完全に遅れてます。

何とかやりきるため
毎日バタバタです。

さて、
宿根ビオラの夏越しについて
書こう書こうと思いつつ
あっと言う間に7月になってしまいました。

ビクトリアズブラッシュ

レベッカ

コルビネ

2、3日前の画像です。

ハウスの中で水だけやってる状態です。

素人時代に何回か宿根ビオラの夏越しに
チャレンジしたことがあるんですが、
大体枯らしてました。

こちらはエレーネクイン

このエレーネクインは一度夏越しをしたものです。
ずーっとポットのままです。

おそらく、湿気の方が問題で
水が残ってると根腐れで
枯れてしまうんだと思います。

ですので、暑い所では
露地植えや大鉢での夏越しは
かなり難しいのではと思います。

ですので、どうしても夏越しさせたい場合は
今の時季に挿し穂をして
水はけの良い土で9センチのポットで
管理した方が良いのではと思います。
普通のビオラより根が出やすいので
結構簡単につくと思います。

まて、ポットは小さい方が水管理が
しやすくなります。

置場所としては雨の当たらない
午前中のみ日の当たるところが
ベストだと思います。

午前中に水やりをして
出来るだけ早く乾く方が
いいと思います。

夕方に水ぎれで
ヘタっていても水は
やらない方がいいと思います。

ざっと思ってることを書きましたが、
品種によっても夏越ししやすさは
変わってきます。

ハウスの中では少しずつ減っていく
宿根ビオラですが、
いくつかは水やりだけで
夏越ししてくれてます。
ですので、いくつか差してみた方が
生き残る可能性は高くなると思います。

神戸ビオラのラベルです。


懐かしいなぁ。



2018年8月25日土曜日

種蒔きました?

8月も後半に入りました。
台風は何とか大丈夫でしたが、
連日の暑さにやられ始めてます。

皆さんはもうパンジービオラの播種はされましたか?

うちはお盆前からスタートして、
今は発芽したもの、徐々に発芽してるもの、
これから発芽してくるもの、いろいろです。

今年は白色のトレーを使ってみました。
少しでも発芽してほしいとの思いですが、
今年の暑さにどこまで対抗出来るのか。


素人の時はサラリーマンでしたので、
週末コツコツ作業してまして、
この時期は専らピートバンを使用して播種して、
それを冷蔵庫で管理して、
発芽したら日の当たる窓辺に置いて管理してました。

本葉が出てきたらセルに移植して、
その後ポットへ移植してました。
週末ごとでの作業なんで、
なかなか良いタイミングでは出来ないんで、
早くても11月下旬位からの開花だったような記憶が有ります。

私の拙い話では参考にならないので、
今日はこの本をご紹介します。

古い本ですが、中古で手に入れることは
出来るんではないかと思います。

パンジーの歴史から栽培について、
交配についてと私自身、今でも時々視点を変えながら読んでいます。
カラーの部分では古い品種も見れますし、
パンジービオラを勉強したい方には買って損はない内容です。
以前、川越さんも紹介されてたと思います。

播種についてもシャーレ蒔きや
バーミキュライトをベースに腰水で管理する方法など
仕事をしながらの管理でも
栽培が出来そうな方法を見つけるきっかけにもなると思います。

これから少しづつ涼しくなりますし、
パンジービオラを育てたことがない方、
パンジービオラを種から育てたことがない方も
種まきにチャレンジされてみてはいかがでしょうか?

昨日は娘と二人で夜の後楽園へ。
ライブを見に行きましたが、
ビアガーデンも有ったりでかなり賑わってました。
ライブ後の画像です。




後楽園は幻想庭園と銘打って
とてもきれいなライトアップがされてました。

ビール呑みたかったなぁー。



2017年12月3日日曜日

祝!!


もう12月ですねー。

なんかあっという間です。

春物のの準備も遅れてるんで、
急がないといけないんですが、
全然実感ないんですよね~。

さて、今日はおめでたい話。

先月の中旬に行われた、愛知の市場で行われた
ポットプランツコンテストという品評会で、
な、なんと!

マットブラッキーププが入賞致しました!!

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まあ、今回はある方のおかげが一番なんで、
もっともっと頑張って
良いものをドンドン提供できるようにしていきたいです。


ということで、
今回はマットブラッキーププの履歴をご紹介。

まずは黒のバニーという発想は私がしたものでなく、
もう10年位前に種苗会社の方と同行で
ある生産者さんの所でその種苗会社の方が言われてたもので、
まあ、その訪問先の方もトライされてた様でしたが
製品化には至らずで、ずっと私の中に眠っていたものでした。

因みにその種苗会社の方も今は生産者で
私の先輩なんですが。

その後、生産者となる前の2011年秋に
夢咲きビオラの黒色のビオラを購入。
画像を探しましたが見つからずでしたが、
面長の黒のビオラだったと思います。

この時点で6割、7割は出来ていたと思いますが、
まだバニー形にはなってなかったと思います。

それから12年春に神戸ビオラのバニーパープルと交配。

翌年の13年春にはウチで出来てた紺色の極小輪と交配。

14年春にはウチのビオラのこはくの元のビオラと
神戸ビオラのバニーオレンジと交配したオレンジ系のバニーと交配。

上記のF2が今のマットブラッキーの基本になってます。

流れとしては、バニーパープルと交配したが、
なかなか思ったバニー形にならず、
また、株が暴れるのを防ぐ意味合いで
紺色の極小輪との交配をして、
最後にオレンジバニーとの交配で
再度バニー形を導入という感じだと思います。

この最後のオレンジバニーが結構味噌になったような気がします。

と言うのも、オレンジは特殊なんで色的な影響が出にくいと考え、
形のみが移行しないかな?という試みでした。

思った以上にまとまりが良いのが長所です。

人生を通じても自分が作ったものが
入賞するなんてのは殆ど記憶にないので
とっても嬉しいです。


さて、また違う話題です。




 
今週は鳥取で行われた研修に参加させて頂きました。

今年の秋の生産について、
他の生産者の方もかなり苦労したとの話が聞かれました。

私も10月中旬からの雨の前から
昨年との違いに悩んでましたが、
やはり難しい年だったとの事。

経験の少ないわたしにとっては
訳のわからない現象に悩まされた秋でした。

恐らくこういった天候になっていく可能性の方が
多くなると思われるので、
いい経験にはなったと思いますが、
対策も考えていきたいと思ってます。

と言っても今のところはノープランです。

それから、





これは宿根ビオラ各種の本日の画像です。

久々にハサミをいれた品種もあったりで、
やはり11月中に株を作るのは難しいなー。

画像は良いものを撮ってるのでよく見えるかも知れませんが、
実際かなり厳しいです。

来シーズン向けて再考します。

最後にもうひとつ。 

フリリオラ復活してるようです!!

行きつけのお店で発見しました。

フリリオラは某大手の品種の元で、
最後に見たのは2006年でした。


これは2005年のフリリオラの画像。

この時にはオレンジ以外の基本色はすべてあったと思います。

元々関東エリアのみで販売されてたものなんで、
恐らくもっと前からあったものなんだと思われます。

懐かしいものが見れると何だか嬉しいもんですね。





2016年12月3日土曜日

宿根ビオラってあったよね~。

今週、かぜをひいてしまい
薬漬けでフラフラしながらの毎日でした。

まだあまり良くなっていません。
少し休めればいいんですが。

よくよく考えてみると、半日休んだ日はあれど
一日丸ごとは昨年の大晦日のみです。

我ながらよくやってるものだと感心してます。

さて、そんな中宿根ビオラのコルビネが咲いてました。

懐かしいです。

と言うわけで今回は宿根ビオラを遡ってみようと思います。

宿根といっても冬かれて春芽吹く宿根草ではなく、実際は多年草です。
ビオラは基本的に多年草ですが、
日本の夏を越えることが出来ないので一年草扱いです。

宿根ビオラのふるさとのイギリスでは夏を越えるようなので、
このような絞り柄のビオラを栄養繁殖(挿し芽)での
維持がされてきたようです。

ですから、正式には栄養系ビオラということになります。
(ブームが下火になりかけのときに栄養系ビオラとして売られてました。)

私がビオラに嵌まったきっかけは、
この宿根ビオラです。


出回り始めたのは2000年辺りだと思います。
もう16年前なんだー。

古い画像をみると2002年とかでした。

当時、宮城県の生産者さんが作られていて
結構種類も多かったです。
その後、神戸ビオラとして出回りました。
今は神戸ビオラといえば、バニーとかになりますが
当初は宿根ビオラが始まりでした。
「イギリス生まれの神戸育ち」がキャッチフレーズでしたね。
おかけで、その後のバニーも宿根と間違われたり(笑)

現在は北海道の生産者さんが通販で売られてるのをみるくらいです。

それでは昔々の画像です。
ビクトリアズブラッシュ

エレーネクィーン

エリザベス

レベッカ

モリーサンダーソン

エタイン

ロスキャッスルブラック

コルビネ

アイリッシュモリー

この辺りは、先程の北海道の生産者さんで売られてました。

マイフォーニー

ジャネット

レティティア

ルシファー

ブリオン

ミルクメイド

ロージー

ボートンブルー

カスケード

マーチン

リサロッテ

イエローキング

ゾエ

ディーナ

結構多いな。
それぞれ説明したいけど省略(笑)

宿根ビオラの多くは栄養繁殖で残されてきたため
種をとって蒔いても同じものは咲きにくいです。
(種が出来にくいものが多い気がします。)

コルビネは当初、種も出回った事があるようですが
ほとんど絞りは出なかったようです。

さて、そんな宿根ビオラですが、
秋咲き性も余りないため現在ではほとんど流通しなくなりました。
春、きれいなんですけどねー。

ちなみに、「遊」のなかにはコルビネを親に使った後代があります。
この花がそうですが、雰囲気残ってますよね。

話がそれました(笑)
そんな宿根ビオラをなんとか少しでも見てほしくて小量ですが
生産をしていこうと思っています。

今季はテストで、チョロっと出す予定です。

来季、すべて上手く行けば(笑)
コルビネ、レベッカ、エタイン、エリザベス、ビクトリアズブラッシュ、
ロスキャッスルブラック、モリーサンダーソン、
そしてアイリッシュモリーをそれぞれチョロっと生産したいと思います。

どちらにしてもチョロっとです。
(笑)




さあ、早くかぜ直すどー!
あーしんどー。