2015年1月17日土曜日

ビオラ遊

 
 
「遊」は‘あそび’と読みます。
交配したビオラを作っている内に「売ってみたい!!」とドンドン思うようになっていきました。
生産者さんから見るとふざけるなと言われそうですが、
とにかく自分で交配して、自分でパッケージを考えて、
少しでいいから販売してみたいと思うようになりました。

行きつけのお店に相談してみると「いいよ」という快い返事も頂き、
さっそくブランド名を考えました。

 遊と言う漢字は実は後から出てきた当て字で、
初めに思い浮かんだ言葉は 「assortment viola」です。
日本語にすると「詰め合わせビオラ」という訳になります。

 
いろいろな色彩のあるミックスビオラという意味合いから、
アソートビオラ⇒略してアソビ⇒遊となりました。
もちろんラベルにも書きましたが、

遊び心満載という想いも込めて複合的な意味を持たせました。

商品の仕様ですが、さあ、ここが一番の悩みどころでした。
結果として商品の作りとしては、10.5cmのプラ鉢に2株植え。
どちらかというと苗物というより鉢物のイメージで考えました。
鉢底石も入れて、植え替えないでも楽しめるように考えました。
日当たりさえ良ければ、そんなに間延びせず楽しめると思います。


 次にラベルのデザインは私自身がラフ案を書いて、後はデザイナーさんにお願いしました。
 

x.jpg
ラベルです。


また、漢字の「遊」という字は今は亡き父に書いてもらいました。
花は色が付いているとその色のビオラのみのイメージになってしまうのを避けるためモノクロで。
花の形でビオラだという事を表現して、遊のしんにょうの下を虹色にする事で
いろんな色合いがある事を表現しました。
この虹色にする案はデザイナーさんからの案です。
どこかにワンポイントを入れたいと思っていたので、いい感じになったと思います。

唯一つ、最近気付いたのですが、表面PANSY&VIOLAのLがRになってました・・・。 
 
 
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HPが無くなるので、遊のページを転載しました。
素人時代に書いたものなので、
内容的には商品仕様なんかは今のものとは全然変わってます。
現在は9cmポットで作っています。
少しずつ思う仕様にしていけたらと思ってます。
ラベルも内容が少し変わってますし、来シーズンはさらに少し内容は変更します。
 
今週は、自分の誕生日もあったのですが、
自分の誕生日の二日前は亡くなった父親の誕生日でした。
生きていれば80歳を越えてましたが、9年前に脳幹出血で倒れ、約1年後に亡くなりました。
 
なんと亡くなった日はウチの下の子の誕生日。
葬式が済んでケーキを買いに行った思い出があります。
 
父親からしたら自分の事を孫の代にでも忘れてほしくないっていう
最後の主張だったのかなと思います。
 
 
ここ最近、義父の体の調子があまり良くなく、
いろいろ悩むことが多くなってますが、
そんな中で当時の自分の気持ちなんかを思い出して
少し寂しい気持ちになったりしてます。
 
気分を変えてビオラをって言いたいですが、
今年は苗の維持管理が上手く出来ず、展示会への出展を見送りました。
川越さんにもお声掛け頂きましたが、ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
もっと努力と知識が必要だと痛感しております。
 
そんな中ですが、少し前に撮った画像ですが、ご紹介します。
これは以前にドリームワンダーを使った交配をご紹介しましたが、
その中の一つです。

これは青いビオラの先祖。
リトルラスカルからの選抜ものです。

こちらはタイガーアイを使った交配からのものです。
 

由来不明ですが、面白いので拾い上げてます。
 

これは今年の交配から。
今シーズンは採種のみの予定です。
来シーズンはこれと同じものが出てくれば再度交配をしようと思ってます。
 
 
 
ちなみに今年の誕生日は、おごってもらっちゃいました!
 
 
 


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